2014-05-14 第186回国会 衆議院 外務委員会 第15号
核安全サミットのときに、安倍総理は、「もんじゅ」が現在運転停止の状態にもかかわらず、核燃料サイクルの実現見通しがない中で、この核燃料サイクルの維持を世界に表明されましたけれども、このことが実現されますと、プルトニウム蓄積量はさらにふえていくリスクがあるわけで、さらに国際的な懸念が高まる可能性があるわけですけれども、今後、我が国としてプルトニウム保有量の削減に関しましてどのような戦略を持っていらっしゃるかということをお
核安全サミットのときに、安倍総理は、「もんじゅ」が現在運転停止の状態にもかかわらず、核燃料サイクルの実現見通しがない中で、この核燃料サイクルの維持を世界に表明されましたけれども、このことが実現されますと、プルトニウム蓄積量はさらにふえていくリスクがあるわけで、さらに国際的な懸念が高まる可能性があるわけですけれども、今後、我が国としてプルトニウム保有量の削減に関しましてどのような戦略を持っていらっしゃるかということをお
日米同盟と我が国三大原発メーカーを核とする軽水炉推進政策は、莫大なプルトニウム蓄積と核不拡散、NPT体制との矛盾、インドへのダブルスタンダード問題、核廃棄物処分と放射能汚染など深刻な地球環境問題を内包したものであります。 本改正案による海外ウラン支援策は、近年の原発トップセールスとともに、十分な検証が行われる必要があるのであり、今のままでは重大な危惧を抱かざるを得ないものであります。
プルトニウム循環方式による原発政策は、FBR「もんじゅ」事故で行き詰まり、軽水炉を使ったプルサーマル計画の推進で、プルトニウム蓄積による国際的不信をかわそうとしています。しかし、このプルサーマルを進めても、既に蓄積されたプルトニウムと新たに発生するプルトニウムの消費ができるものではなく、新たな矛盾を深めるばかりです。